つい先日の話だ。
数ヶ月前に誘われ、今からなら調整も出来るだろうとOKした旧友の結婚式二次会を目の前にある仕事に追われてドタキャンしてしまった。正確には会場まで行くには行ったのだが、既にしっかり終了してしまっていた。
「やってしまったな。。」と強く反省しつつ、路上から会場を見上げていると、同じ会場の別スペースでこれから行われるであろう二次会の新郎新婦が徐行するオープンカーで目の前を通り過ぎた。明らかに酔いの回っている友人とおぼしき人物が口笛を鳴らして煽る。照れくさそうに笑う新郎新婦。三人ともパッと見た限りでは僕と同じ歳ぐらいだ。
「こういう感じなんだなー」と、目の前で起こっている新鮮な光景に感心し、オープンカーにもウェディングドレスにも会場の雰囲気にも少しの違和感を覚えながら、そんな自分に苦笑いの混じった自己嫌悪を抱き、その場を後にした。
性格的な部分もあるのだが、ああいった場面に出くわすと否応なく自身の一般的な視点と常識の欠落に少し考えさせられてしまう。
必ずしもそれが大事だとは思っていない。が、そういうことは知っておかなければならないとは思っているほうである。同じことをするにしても、知っているのと知っていないのとでは違う。そう思っているからだ。しして、その比重が大きいのは常識よりも視点。こちらのほうが大きい。
常識というのは極端な話が学べばわかることが大半だ。ネットでググれば大抵のことはすぐにわかる。もしくはマナー本みたいなの読んで必要最低限だけ覚えればいい。あとは場数。それで勝手についてくるもんだ（と、思っている）
けれども、一般的な視点というヤツは少し違う。ここでいう“一般的”という枠は圧倒的多数のことを言っているのだが、その圧倒的多数というやつがネックでこいつには実態がない。実態がないから決められてもいないわけで、結局答えなんてものはないも同然。中学や高校の国語で『そのときヤスケはどう思いましたか？』と問われているのと同じである。
ヤスケがどう思ったか？なんてものはヤスケにしかわかるわけがなく、それ以外の第三者がそのときの気持ちを考えるのは推測であり想像でしかない。まあ、そんなことを言い出したら問題にならないわけで、ヤスケの気持ちを学生は前後の文章から推測し想像するわけなんだけど、こうなってくると当り前のように答えは一つじゃない。それと同じである。
なんか廻りくどくなってしまったが、つまり一般的な視点というのは『各々が推測し想像する答えが一つじゃないもの』なのだ。別にそんなに難しく考えている人なんて数少ないと思うんだけど、無意識のうちに推測し想像している大きな集合体。それが“一般的な視点”なのである。
これを捕捉するというのはとても難しい。もちろん表面上理解することはアホじゃない限りはできる。が、しかしその延長にある喜びや感情の揺さぶりを心から理解するのはなかなか難しい。だって僕自身の推測し想像した答えはそこにないのだから。答えのない場所の違和感。そして、そのことに苦笑混じりの苦笑いを覚える。そして思うのだ。まだ治らないのか、貴様の式典嫌いは！と。
いや、友人の結婚とかマジでめでたいと心から思ってるんですけどね。
心からおめでとーを思っているわけなんですが。寒いのにオープンカーとか正装してんのにハメ外す感じとかに理解はしつつも、本質はわかってないんですよね。
「まあ、そういうもんだから」という気持ちはありつつ、要所要所に突っ込みどころを覚えてしまうというか・・大人になったら理解できるものだと思っていたのですが、三つ子の魂百までもみたいな感じで（若干意味違いますけど）やっぱりわかんないんですよね。わかってるポーズは大人としてしますけども。いや、まあこんなとこで書いちゃってる時点でできてないですけども。
まあ、ともあれ本当に行かなくて申し訳なかった友人夫妻も、メールで入籍を報告してくれた友人夫妻も心からおめでとーございます。こんなこと書いてるけど、心から祝福してます。おめでとーございます。お子さんができたら僕のことは黒いほうのサンタクロースとか胡散臭い宗教の人とか道で見かけたらついていっちゃいけない人の一例とか適当に紹介してください。
つー感じで、サクッと前振り書こうと思ったらアホほど長くなりました。
まあ別に本題もクソもないのですが、タイトル的に一応本題です。
一般的な視点からは外れてますが、おめでとうなのでテキーラを飲む日です。新年なので新年的なものも飲むのかもしれません。ま、これも冷静に考えるとよくわかんないんだけどね。飲まなくていいじゃんともいえるんだけど、まあきっとたぶん飲みます。僕自身の推測し想像した答えがそこにあるかわかんないけど、考える前に誰かに飲まされます。
まずは古巣のほう。
大晦日なんですが、自身の店ヌオーを今年は閉めることにしたこともあり、今年は古巣STOMPに出ます。
詳細は値段とかまだわかんないけど、とりあえずこんな感じっぽいっす。
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2010.12.31.FRI
clubStomp-Count Down Party-
at stomp
20:00-???
値段不明
-dj-
宮本雅夫
JAMES
CE$
ましゅ
INUIPPIKI
YOSSY
LoSHi
JELLY ROLL mc’s
NAEMURA crew
…and more!!
-vj-
can
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僕がいた時期の途中からだから、、、たぶん五年。
そう考えるとすげー長くて、まさにあの箱の顔的な人なんだけど、店長を務めていたケンボーがこの日で最後です。
月日がたてば至極当然な話なんだけど、僕がいた頃と今のSTOMPはまったく違っていて、それでも古巣って呼びたくなるSTOMPの“古巣”な感じ。その一つを形成していたのはケンボーだと思ってます。
（あとこの人もなんだけど。元気かな？笑）
だからといって古巣が古巣じゃなくなるわけじゃないし、僕がCLUBでそう呼ぶところはSTOMPを除いて他にはないと思ってるけど（ロケッツもある意味じゃそうなんだけど、ちょっと感じが違うので。悪い意味じゃなくてね）ある一つの終わりと始まりを祝福するために楽しみたいと思ってます。ハッピーニューイヤーってのもついでに。
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で、年明けて２日。
唐突に日下部から周年に出てくださいってTELがあって、身体空いてる日だからOKした。
それがフタをあけてみたらこれ。
地下一階３周年特設ページ
僕が出る日はこれ。
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2011.01.02.SUN
地下一階周年初日オールナイト
at 地下一階
23:00 open
前売り 2500円（＋1D）
当 日 3000円（＋1D）
【LIVE】
やけのはら＋ドリアン
Dorian
【DJ】
タカラダミチノブ（HONCHO SOUND）
やけのはら
高橋孝博（HALFBY / Second Royal）
田中亮太（mogran'BAR / CLUB SNOOZER）
okadada
tofubeats
MIGHTY MARS
佐藤タカマサ（リズムステップループス / A.S.P）
DISTEST（$$）
LoSHi（nuooh）
kozzy
【FOOD】
Aroa
なつこのアテ屋
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なんか３階と４階もレンタルして使用するらしく、サオマイばりっていうか、サオマイ以上の３フロア構成でやるみたいっす。
こっちはなんか正月と周年でめでたい感じと日下部らしい無茶っぷりを楽しみたいです。
日下部おめでとー。
長くなったんで、こなへんで。次はもうちょい短いの書こう。
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